どうも!WiFi大好き もとゆき(@motoyuki_321)です
最近はWiFi対応の機械が増えてきましたね
WiFi端末が増えれば増えるだけ問題になるのが『通信速度が遅くなる』です
- どうすれば通信速度が速くなるかな?
- 『トライバンド』って聞くけど何なの?
- デュアルバンドとの違いは?
- 『通信速度が遅くなる問題』を解決する方法の1つ『トライバンド』について解説していくよ!
- デュアルバンドとの違いやメリット・デメリットなんかもまとめていくね!
トライバンドルーターは最近メッシュWiFiルーターと並んで注目される技術の1つです
これから無線ルーターを購入する人やWiFiが遅くて困っている人は『トライバンドルーター』を知っておきましょう!
この記事では『トライバンドルーターとは?デュアルバンドとの違いやトライバンドのメリット・デメリット』を解説していきます
トライバンドルーターとは?
デュアルバンドとの違いを解説
最近のWiFiルーターは2つの電波(周波数帯)を持っていることが多いです
- 2.4Ghz
- 5.0Ghz
この2つの周波数帯を使えるルーターのことを『デュアルバンドルーター』といいます。
この2.4GHzと5.0GHzの違いをカンタンにまとめました
2.4GHz帯 | 5.0GHz帯 | |
通信速度 | 遅い | 速い |
電波障害 | 弱い | 強い |
通信可能距離 | 短い | 遠い |
障害物 | 強い | 弱い |
対応機器 | 多い | 少ない |
それぞれ特徴があるので、2つの電波を持つことで弱点を補っているわけですね。
- 英語にすると『デュアル』が『2つ』
- 『バンド』が『周波数帯』のことを指しています
これに対してトライバンド、つまり『トライ』なので『3つ』の周波数帯を持つwifiルーターも存在します
この3つの周波数帯を持つルーターを『トライバンドルーター』と言います
道路で考えるとわかりやすいのですが、1車線増えれば車がスムーズに移動できますよね
WiFiも同じで1回線増えることで通信に余裕が生まれるのが特徴です
トライバンドルーターのメリットとは?
トライバンドルーターでは3つの周波数帯を持ちます
2.4GHz帯が1つと5.0GHz帯が2つです
2.4GHz帯 | 5.0GHz帯 | |
通信速度 | 遅い | 速い |
電波障害 | 弱い | 強い |
通信可能距離 | 短い | 遠い |
障害物 | 強い | 弱い |
対応機器 | 多い | 少ない |
2.4GHz帯は電子レンジや冷蔵庫などと同じ周波数帯のため電波干渉に弱い反面、障害物に強いため建物などで壁やドアなどによって電波を阻まれても問題なく使えます
対して5.0Ghz帯は速度は早く、電波干渉にも強い反面、障害物に弱いという特徴があります
そこで注目されているのがトライバンドルーター
2系統の5.0GHz帯を使うことでどのデバイスでも安定した通信が可能になります
例えばTPLinkのトライバンドルーター『Archer C5400』なら同時接続可能台数はなんと64台!
またトライバンドルーターは多くの機器を接続するためCPUなども従来のWiFiルーターよりも高性能なものを搭載しており、便利な機能もたくさん搭載しています
- 例えば各デバイスに利用可能なチャンネルのうち最良なものを自動的に割り当てするような機能なんかもその1つ
- これにより意識せずに安定して高速な通信を行えるのが嬉しいですね
トライバンドルーターのデメリットとは?
便利なトライバンドルーターですが、デメリットはあるのでしょうか?
正直デメリットらしいデメリットはありません
ただし下記のような人は単体のトライバンドルーターよりもメッシュWiFiの方がオススメです
- WiFi対応デバイスが多い
- デバイスを移動して使うことがよくある
- WiFiを使う部屋が広い
メッシュWiFiというのはサテライトルーターという親機の分身のルーターを何個も置くことで通信の安定性や速度を向上させるWiFiのことです
『網目状に張り巡らせたWiFi』と言えます
従来の中継器とは違い、親機と子機が分身のような関係性を持つことでどんな家・部屋でも広くカバーし、通信速度を安定させます。
メッシュWiFiについてはこちらで詳しく解説しています
メッシュWifiルーターとは何?中継機との違いや仕組みやおすすめを解説!
もちろんメッシュWiFiにもトライバンド対応の製品はありますよ!
あくまでトライバンドとメッシュWiFiは別のことなのでご注意ください
- トライバンド:1つのルーターから出るWiFiの帯域が3回線分あること
- メッシュWiFi:ルーターを複数おいて接続範囲を広げること
ちなみに上記で紹介したトライバンド対応のメッシュWIFiルーターDeco M9 Plusに関してはレビューもまとめているのでよかったらご覧ください
【TP-Link DecoM9 Plusレビュー】トライバンド対応・セキュリティ機能内蔵のメッシュWiFiの決定版!【AC2200】
トライバンドルーターがオススメな人とデュアルバンドがおすすめな人
トライバンドルーターは周波数帯が3つあることで複数のデバイスを同時に接続しても速く安定した通信が可能です
- 2.4GHz × 1つ
- 5.0GHz × 2つ
しかし全員にオススメできるわけではありません
ということでオススメできる人とおすすめしない人をまとめてみました。
オススメできる人
まずはトライバンドルーターがオススメできる人です
- WiFiの速度は少しでも速い方が良い
- デュアルバンドではもう限界(WiFi対応デバイスが多い人)
- チャンネル変更やVPNなど細かい設定を自分でしたい
こんな方にはトライバンドルーターはオススメです
トライバンドルーターは速度の速さと安定性を保てるのが特徴です
例えばTPLinkのトライバンドルーター『Archer C5400』だと通信速度は2167Mbpsと異次元なほど速いです。
また5GHz帯も2つあることからたくさんのデバイスを接続する人にもグッド
デュアルバンドだと複数台のデバイスをWiFi接続した時に通信を処理していくのに時間がかかるので、トライバンドルーターに変えるとWiFiの速度アップを実感できますよ!
オススメできない人
トライバンドルーターがおすすめできない人(デュアルバンドでOK)はこんな人
- そこまで速いWiFiはいらない
- WiFi対応デバイスが少ない
こういった方にはトライバンドルーターはおすすめできないです
通信速度もデュアルバンドで十分だよ!という場合もあります
デュアルバンドでも1000Mbps以上の通信速度が出るものも沢山ありますしね。
またトライバンドルーターはWiFiデバイスを沢山繋げる!というのも特徴の1つ
ということでデメリットというよりもトライバンドルーターの良さを体感しにくい人をまとめました
トライバンドルーターとデュアルバンドは用途に合わせて選ぶべし
この記事では『トライバンドルーターとは?デュアルバンドとの違いやトライバンドのメリット・デメリット』を解説してきました。
- 『WiFiが遅い!』
- 『WiFiが途切れる』
こんな時は是非トライバンドルーターを検討してみてくださいね
またさらに安定した通信が欲しい人にはメッシュWiFiがオススメ
メッシュWiFiだと更に安定した通信をどんな部屋でも楽しむことが出来ます
オススメのメッシュWiFiルーターを比較した記事もあるので良かったらご覧ください
メッシュWifiルーターのおすすめ3選!徹底比較していきます!
どうも、もとゆき(@motoyuki_321)でした