どうも、NASに接続できない問題にはよく遭遇する@motoyuki_321です。
タイトルはありがちな問い合わせの言葉であるが、ありがちなだけあって良くこの言葉を聞く。
先日も同じ言葉が電話口から聞こえてきた。
ただ今回は非常に難解であった。
お客さんで普段BuffaloのNASを使用しているという。
そのNASに突然接続出来なくなったのだという。
この記事では問題の特定の方法・過程と最終的な解決策を解説していきます。
同じような問題でお困りの方は是非見てください!
急にNASに接続出来ない!問題の切り分けが必要!
まずは現状確認で接続してみることに。
すると下記のようなエラーが
こんな具合である。
状況を整理すると
1.PCは十数台あるが接続出来ないのは1台だけ
2.今回接続できないユーザーIDは現在繋がらないPCのみでしか使用していない
3.インターネット・ローカルネットワークには接続可能
4.パブリックフォルダにはアクセス可能(この後の展開的にはこれが一番理解不明)
こんな感じである。
問題を特定していくために一つずつ試していきましょう!
資格情報のリセット
Windowsの資格情報に間違った情報でも登録されたのかとまずはオーソドックスに資格情報のリセット
コントロールパネルからユーザーアカウントとファミリーセーフティーを開き、その中の資格情報をクリック
出てきた項目のwindowsの資格情報を選択し、その中にあるNASへのアクセス用の資格情報をリセット
再度ネットワークからNASを検出し、ユーザー名・パスワードを入力し直しアクセスしてみるも先ほどと同じエラー。
NASには接続出来ない。
ということは資格情報の間違いではないということが判明。
NASのアクセス権限の設定を確認
次にNASに設定してあるアクセス権限でも消えたのかとNASにアクセス。
Buffalo製品の初期値は
ユーザー名:admin パスワード:password である
これを入力し進めていくもアクセス権限やユーザーIDには問題無し。
これもNASには接続出来ない。
ということはアクセス権限の問題ではないかな?
Windows Updateを確認する
そうこうしていると「そういえばwindows updateの後から調子悪いかも・・」とのこと
それを先に言え
恨みつらみは置いといてwindows uptateを確認してみると確かに繋がらなくなったタイミングでwindows updateの履歴がある。
先日windows updateの影響でwindowsが再起動を繰り返す無限ループ現象に悩まされ、windows updateを消して復旧した苦い思い出があったので、試しに今回updateのKB41000403アンインストール
結果としてこれも復旧には至らなかった。
思いついたことを全て試してみるもIPv6の切断にて解決!
別のユーザーアカウントでアクセスしてもダメ。
同じNASのパブリックフォルダにもつながるためSMBなどのエラーでもない可能性が高い。
あまりにも復旧の糸口がつかめず困ったためとりあえず思いついたことをとりあえず思いつくもの全て試してみることにした。
まずはIPv6の切断
これは意外とCPU100%やHDDアクセス100%の現象でPCがフリーズするような時にも意外と効果があったりもするのでとりあえず試してみることに
ネットワーク接続のアダプターの管理から該当のアダプタ(今回であれば有線LAN)を選択し、IPv6を切断した。
どうせダメだろうな〜次はOneDriveのアクセスでも切ってみるかなどと思いつつ接続確認してみると何と繋がった!
たかだかIPv6を切ったことでつながるとは予想外であっため嬉しさよりも驚いた。
最近IPv6の使用によるPCの不具合が多いような気がする。
ダメでもともとで、何か困ったらIPv6を切ってみるのも一つかもしれない。
過去記事:他にもこんな現象もあったよ!
Windows10で共有フォルダにアクセスできない時に確認したいこと
追記2019/03/06
こんな現象もありました!
このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。
アクセス許可があるかどうかこのサーバーの管理者に問い合わせください。
同じユーザーによる、サーバーまたは共有リソースへの複数のユーザー名での接続は許可されません。
サーバーまたは共有リソースへの以前の接続をすべて切断してから、再試行してください」