どうも!映画大好きもとゆき(@motoyuki_321)です
映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』を見てきたので評価や感想なんかをまとめていこうかと思います
実は『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』は公開をかなり楽しみにしていたので初日に見てきたのですが、今更になって感想をまとめてます笑
『ナイブズ・アウト』の評価
『ナイブズ・アウト』は2019年にアメリカで公開されると同時に批評家からも高い評価をあつめました
- 『超最高』:The Hollywood Reporter
- 『楽しすぎてぶっ飛んだ』:DEADLINE
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の監督を務めたJ・Aバヨナも『今年1番楽しく、面白い映画。ライアンは優れた仕事をしているし、キャストも見事。観て!』とPRしています
第92回アカデミー賞にも脚本賞でノミネートされ、ゴールデングローブ賞3部門ノミネートされた世界的にも評価の高い作品
まずは『ナイブズ・アウト』の評価をTwitterから集めてみました
『ナイブズ・アウト』、お見事の一言。名探偵が容疑者を集めるクラシカルなスタートから40分ほどで惜しげもなくあるネタを割り、そこから捻りに捻った挙句最後にはまた王道なミステリーに回帰する。「館」の美しさ込みで飽きが来ない。ラストシーンの構図はベタだけど積み重ねた物を考えると痺れたよね pic.twitter.com/rSzf4DemfB
— みゃーるす (@myarusu) February 2, 2020
『ナイブズ・アウト』
古典的な舞台設定と謎解き、回想を用いた演出手法。そんな何の変哲もない王道推理劇から一変、終盤でこの映画は根本から覆る。その”超定番&型破り”な作劇に痺れた。
差別意識で凝り固まった一族の末路を皮肉と嘲笑を織り交ぜながら描いたラストが素晴らしい。内装美術も圧巻。 pic.twitter.com/DniUTVk5XJ
— なまたまご (@Ace_r_kaede) February 1, 2020
「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」を観る。ネタバレ厳禁なので内容には一切触れないが、とにかくめちゃくちゃ面白い!!!鑑賞後の興奮度は今年No.1級。もう〇〇〇が〇〇〇て、映画史上最高の〇〇〇…!作り手もキャストも最高に楽しそうなのが伝わってきて、観ているこっちまで幸せ。 pic.twitter.com/yymYQzH305
— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) January 30, 2020
『#ナイブズ・アウト 』
見事『最後のジェダイ』の汚名を返上した骨太直球ミステリー。
分かりやすく最後まで引き込まれる脚本、豪華キャストが演じる癖のあるキャラクター達、意外とストレートなメッセージ。
今時珍しいぐらいシンプルに面白いミステリー映画でした。 pic.twitter.com/SUXQqyZly6— ヨッシー/映画当たり屋CH (@atariya_ch) January 31, 2020
『ナイブズ・アウト』
オリジナル脚本なのになかなか凝られたミステリーで見応えがあった。トリックは見破れない事もないかも…何よりクリエヴァの演技が良かった。クソ野郎過ぎて一瞬もキャップが頭を過ぎらなかった笑 pic.twitter.com/kOKXwhPIyb— Yudai.S (@YS0204) January 31, 2020
『ナイブズ・アウト』
この華麗なる一族の威圧感は何よw全員ナイフ忍ばせてる様な曲者ぶり!そんな一族の長で世界的ミステリ作家の死が残した謎、紐解く物腰柔らかく呑気にも見える紳士探偵に不安感じながらも眼光の鋭さはさすがダニエルさん!親族、或いはアメリカの化けの皮をも剥ぐ意外と社会派喜劇 pic.twitter.com/tBRTtYp4Df— コーディー (@_co_dy) January 31, 2020
「 ナイブズ・アウト 」
最高でした。豪華過ぎるキャスト陣とライアン・ジョンソンの完璧な脚本がマッチしていて、もう本当にワクワクが止まらずで楽しかった。最後まで展開が読めず、嘘と欲でまみれたキャラクター達が面白くて面白くて130分があっという間だった。#ナイブズ脳みそ痛い @KnivesJp pic.twitter.com/THAo3EgPUI— しんのすけ (@ogt_tm) January 31, 2020
SNSでも大絶賛の嵐ですね!
『ナイブズ・アウト』の絶賛の理由を私なりにまとめていきます!
『ナイブズ・アウト』の感想
いや〜面白かった(語彙力
監督が『スターウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』で世界中のスターウォーズファンの中で物議を醸した『ライアン・ジョンソン』なので一筋縄ではいかないだろうなと思っていたんですが、予想を超えてきました
本作では『最後のジェダイ』の公開後のSNSなどのオンラインの反応を参考に制作したとのことですが、『最後のジェダイ』とは正反対のポジティブな反応が目立ちますね
ダニエル・クレイグのチョイスが最高
主演にダニエル・クレイグを選ぶのも絶妙
ダニエル・クレイグといえば『007シリーズ』がお馴染みになっていますが、初めて007に抜擢が発表された時は『こんな金髪で青い瞳は007じゃない!』と批判が多かった
ですが第1作の『バトルロワイヤル』が公開されるや否や、圧倒的にクールでスタイリッシュなジェームズ・ボンドがそこにいて、『007=ダニエル・クレイグ』を決定づけました
それはダニエル・クレイグの演技力のなせる技ですね
本作『ナイブズ・アウト』では切れモノなのにそれを感じさせないちょっと天然な感じの名探偵を好演
シリアスでありながらユーモアたっぷりな探偵が見事
物語に深みを出しています
前半・中盤・後半で印象が違う
物語の前半はキャストの関係性が中心に謎を追う形で進みます
ここまではいたって普通のミステリー映画
ただテンポの良さとダニエルクレイグの天然めいた演技によりユーモラスに描かれていて、見やすくグイグイと引き込まれます
てっきり『真犯人を追うミステリー作品』の形で進んでいく作品かと思わせると前半〜中盤で『倒叙物』のようなテイストに物語が変わります
そこからが『ナイブズ・アウト』の真骨頂
『倒叙物』のように物語は進行していくが、その合間にもところどころに新しい謎が散りばめられていく
そしてラストに向かって一気に駆け抜けていく後半では張り巡らせた全ての伏線を回収するかのごとく怒涛の勢いで物語が加速します
ぶっちゃけ途中までは『ミステリー?』という感じもしますが、中盤から終盤にかけて一気にワクワクさせる展開が待っています
そして見終わった感想は『クラシックなミステリー映画に満足』って感じです
オーソドックスなミステリー映画なのに、、、
話自体は簡単に言えば『密室殺人』
全体的にはオーソドックスなミステリー映画でクラシックな印象
トリックや謎に目新しさはないのに、面白くワクワクできるのは場面転回の仕方のおかげかなと
『ナイブズ・アウト』の前半・中盤・後半とストーリーを切り替えていくことで『いったいどうなるんだ?』と結末を予測させない
個人的には『ラスト〇〇分に騙される!』みたいな映画は好きじゃないですが『ナイブズ・アウト』は結末ももちろん、そこに至るまでのユーモラスなストーリー展開が面白いので、ずっと飽きずに楽しめました
『ナイブズ・アウト』のあらすじ・キャスト・スタッフ
NY郊外の館で、巨大な出版社の創設者ハーラン・スロンビーが85歳の誕生日パーティーの翌朝、遺体で発見される。
名探偵ブノワ・ブランは、匿名の人物からこの事件の調査依頼を受けることになる。
パーティーに参加していた資産家の家族や看護師、家政婦ら屋敷にいた全員が第一容疑者。
調査が進むうちに名探偵が家族のもつれた謎を解き明かし、事件の真相に迫っていく―。公式ページより引用
ハイテンションでノンストップに連続するミステリー映画なので飽きずに最後まで楽しめますよ!
『ナイブズ・アウト』のキャスト
- ブノワ・ブラン:ダニエル・クレイグ
- ランサム・ドライズデール:クリス・エバンス
- マルタ・カブレラ:アナ・デ・アルマス
- リンダ・ドライズデール:ジェイミー・リー・カーティス
- ウォルト・スロンビー:マイケル・シャノン
- リチャード・ドライズデール:ドン・ジョンソン
- ジョニー・スロンビー:トニ・コレット
- エリオット警部補:ラキース・スタンフィールド
- メグ・スロンビー:キャサリン・ラングフォールド
- ジェイコブ・スロンビー:ジェイデン・マーテル
- アラン・スティーブンス:フランク・オズ
- ドナ・スロンビー:リキ・リンドホーム
- フラン:エディ・パターソン
- グレート・ナナ・ワネッタ:K・カラン
- ワグナー巡査:ノア・セガン
- ハーラン・スロンビー:クリストファー・プラマー
ちなみに『スターウォーズ』のヨーダの声でお馴染みの『フランク・オズ』も出演してますよ!
実写作品への登場は珍しいですね
『ナイブズ・アウト』のスタッフ
- 監督:ライアン・ジョンソン
- 脚本:ライアン・ジョンソン
- 音楽:ネイサン・ジョンソン
『スターウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』ではファンから辛辣なコメントの多かったライアン・ジョンソン監督ですが、『ナイブズ・アウト』で見事に全世界的に評価を得ました
『ナイブズ・アウト』の感想・評価まとめ
世間的には評価の高いとはいえない『スターウォーズ エピソード8/最後のジェダイ』ですが、独創性という意味で嫌いではなかったので、個人的には『ナイブズ・アウト』にもかなり期待していました
ふたを開けてみれば久しぶりに良質なミステリー映画をみた、という感想です
『アガサクリスティに捧げる』をテーマにしているオリジナル脚本だけあってアガサクリスティ作品のようなオマージュの効いた雰囲気が最高
ミステリー映画ですが、スリラーやホラーのような恐ろしさはなくポップな感じなので誰でも楽しめますよー!
ライアン・ジョンソン監督の作品を見たい人はこちらをどうぞ
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