どうも!サウンドバー好きなもとゆき(@motoyuki_321)です
テレビで映画やドラマを見ていてこんなことを思ったことはありませんか?
- 音が聞こえにくい
- 迫力が無い
- 何を言っているのかわからない
- 音量を上げると音割れするだけ
こんな方にはサウンドバーがオススメです!
とはいえ悩みもありますよね
- サウンドバーってどうやって選べば良いの?
- 選ぶポイントは?
- 5.1chとか7.1chとかわかんない
そんな悩みをお答えすべく後悔しないサウンドバーの選び方を7つのポイントにまとめました!
サウンドバーとは何?【最大7.1.4ch対応】
サウンドバーというのはバータイプのスピーカーのこと
主に薄型テレビなどに接続するのに使います
テレビの前に設置するものが多く、設置のしやすさが魅力です
1台のサウンドバーの中に複数のスピーカーを持ち、バーチャルサラウンドに対応した製品が多く、サウンドバーだけで擬似的に5.1chや7.1ch、最大で7.1.4chを再現出来ます。
- 5.1chの『5』はスピーカーの数、『.1』はウーハーの数です
- 7.1chであれば『7つのスピーカー』に『1つのウーハー』という意味
- ちなみに7.1.4chの最後の『.4』は『DolbyAtoms』などに代表される『天井に反響(天井から出力)させるスピーカー』の数です
設置の簡単さ、手軽な音質のグレードアップなどメリットが多いので、テレビの音質に不満のある人にはサウンドバーはオススメです
特徴やメリット・デメリットに関しては別の記事で詳しく解説しているのでよかったらご覧ください。
サウンドバーの後悔しない選び方を解説するよ!
サウンドバーの選び方にはいくつかのポイントがあります。
後悔しないためにはしっかり抑えておきましょう!
ということでサウンドバーの選び方のポイントはこちら
順番に見ていきましょう。
メーカーで選ぶ
まずは好きなメーカーで選んでいくパターンです
最近では多くのメーカーがサウンドバーを販売していますが、有名どころはこちら。
- YAMAHA(ヤマハ)
- SONY(ソニー)
- Panasonic(パナソニック)
- DENON
- Bose
- JBL
他にもシャープやパイオニアなどもありますが、少しマイナーですかね。
やはり有名どころでいえばヤマハ・ソニー
この2メーカーはハイエンド商品からエントリーモデルまで幅広く取り揃えているのでオススメです。
もちろんBOSEやJBLもスピーカーとしては世界的に評価を得ているメーカーなので良いですよ。
音質(スペック)・サイズで選ぶ
音質をアップグレードしたいと思う以上、スペック選びは避けられません。
というのは音質の良いやつ買えばいいよ!といってもなかなか試聴も出来ないし、どの製品がスペックが良いかなんてわからないですよね。
だからスペックで判断しましょう!
具体的に何を見れば良いかをこちらにまとめておきました。
- スピーカーの数
- 出力w数
- サラウンドの有無
- サイズ
スピーカーの数
メーカーによっては公表していないところもありますが、スピーカーの数は大事です。
サウンドバーの中には複数のスピーカーが搭載されています。
スピーカーの数が多ければ多いほど、1つのスピーカーで出すべき音の幅を制限できるので、総合すると緻密な表現が可能になります。
簡単に言うと5.1chの音源を再生するのにスピーカーが5つ搭載されているのと2つしか搭載されていないのだったらどちらの方が良さそうですか?
そういうことです。
ちなみにサウンドバーで最強のスピーカー数を誇るのはヤマハのYSP-5600です。
なんとサウンドバー1本に46個ものスピーカーを搭載しています。
凄すぎますよね笑
高解像度の音を楽しむことが出来ますよ!
出力w数
出力w数というのは出せる音の大きさを表しています。
もちろん大きければ大きいほど余裕をもって大きな音を出せるので表現力も豊かになりますね。
人に例えるとわかりやすいのですが、声の小さい人が大きい声を出すのと、もともと声の大きい人が大きな声を出すのとではどっちが余裕ありますか?
声の小さな人が大きな声を出そうとすると大変ですよね。
スピーカーも同じように出力の小さいものに大きな音を出させると負荷がかかりやすいので、それなら最初から出力に余裕のある大きなものを購入した方が良いですね。
サラウンドの有無
これは後述しますが、少しだけ。
サウンドバーにはバーチャルサラウンドを搭載しているものとしていないものの2つがあります。
映画などは最初から5.1chや7.1chを想定して作られています。
そのため仮想的に5.1chや7.1chを再現出来るバーチャルサラウンド搭載モデルの方が臨場感のある映画を楽しめますよ!
ヤマハ製品はYAS-109やYAS-209など安価な製品でも対応しているのでご安心を!
サイズ
最後がサイズです。
サイズは単純に置くスペースという意味でも大事ですが、サイズは音質においても重要なポイントです。
というのはスピーカーは性質上、ボックス内で音を反響して外に出します。
この時ボックスが大きいほど豊かな音を出すことができるのです。
バーチャルサラウンドの有無で選ぶ
先ほども少し触れたバーチャルサラウンドについてです。
バーチャルサラウンドとは正面のみのスピーカーで、周囲にスピーカーがあるように仮想的に上下左右からの音を再現する技術です。
前述しているように映画などは最初から5.1chや7.1chを想定して作られています。
そのため5.1chや7.1chを再現できるサウンドバーの方がオススメです。
しかしサウンドバーにはバーチャルサラウンドの搭載しているものと搭載していないものの2つがあります。
例えばヤマハで一番安価なサウンドバーでもあるYAS-109ではバーチャルサラウンドを搭載しています。
対して同価格帯のBOSEの『Bose Solo 5 TV sound system』では非対応です。
価格だけではわからない部分なのでしっかり確認していきましょう。
ちなみにヤマハのサウンドバーでは『DTS Virtual:X』に対応しており、2.1chの音源でも最大7.1.4chにアップスケーリングして再生することが可能です。
7.1.4chなんて個人宅で再現するのは難しいですが、サウンドバー1つで再現できるのは凄いですよ。
サブウーハーの有無で選ぶ
サウンドバーにはサブウーハーを付属したものと付属していないものの2つがあります。
もちろんサブウーハー付きの方が豊かな低音が出ます。
映画や音楽などのコンテンツでは低音は非常に重要です。
低音の強さで音の深みや没入感が変わるといっても過言でもないのでサブウーハー付きがオススメです。
またサブウーハーもワイヤレス接続できるタイプを購入すると設置もラクです。
ワイヤレス接続できるサブウーハーがついたサウンドバーはこちら。
どちらも人気が高く、価格も安い。
エントリーモデルとしてぴったりです。
機能で選ぶ
サウンドバーにも各社特徴があり、機能は異なります。
そこでどんな機能を見るべきかを解説していきます。
HDMIの数(複数入力)
まずはHDMIの数です。
これは主に入力の部分ですね。
例えば再生機器にブルーレイレコーダーとFire TV Stickの2つがある場合。
こんな時は本来であれば入力端子が2つないと同時に接続することは出来ません。
ヤマハのYSP-2700ならHDMIの入力端子を3つもっているので最大3つの出力機器に接続可能です
再生機器を複数持っているなら、HDMIは複数入力できるタイプのサウンドバーがベスト
とはいえテレビ側に再生機をつないで音声をARC端子か光ケーブルでサウンドバーに戻すこともできます
また難しければセレクターを買うのも一つの手です。
セレクターの場合は接続するだけなので設定は不要です
HDMIの規格(4Kの有無など)
HDMIの規格も大事なポイントです。
HDMIにも規格が存在しており全部合わせると10世代以上に分かれます。
世代によっては4Kに非対応だったり、フルHDでも30fpsしか出ないなど性能は大きく変わります。
HDMIはデバイスとケーブル、全てが同じ規格に対応していないとダメです。
例えばテレビとブルーレイレコーダーがHDMI2.0対応でもケーブルがHDMI1.4だと当然HDMI1.4までの性能しか発揮できません。
最近販売している主流のHDMIケーブルはHDMI1.4
そしてサウンドバーもほとんどがHDMI1.4以上に対応しています。
HDMI1.4だと4Kの30fpsに対応し、ARCやHECにも対応しているのでほぼ問題はなしです
ですが、さらに上の性能を求める人はHDMIの規格も気をつけて選定していきましょう!
ARC対応
これは意外と大切
ARCというのは『オーディオ・リターン・チャンネル』の略称のこと。
ARCに対応した機器同士の場合はHDMIケーブル1本で双方向に音声データを行き来させることが出来ます。
確かにHDMIは音声データも流せます。
ですがあくまでレコーダーなどの再生機器とテレビを直接繋いだときだけ
テレビとレコーダーの間にサウンドバーやアンプを挟むとARCに対応していないとテレビの音をサウンドバーから出せません。
そのためサウンドバーから音を出したい時には光デジタルのケーブルが別途必要になります。
『光デジタルのケーブルまで準備するのは面倒。。』と思ったあなた!
ARC対応ならHDMIケーブル1本で大丈夫だよ!
ARC規格に対応していると間にサウンドバーやアンプを挟んでも全ての音声をサウンドバーに戻すことができます。
ですからARC対応というのは快適に使うためにも重要です。
ヤマハ製品はYAS-109やYAS-209など安価な製品でも対応していますよ!
Bluetooth対応
サウンドバーの中にはBluetoothに対応している製品もあります。
これによりスマホやタブレットの音楽をサウンドバーから流すことが可能です。
リビングでBGMのように音楽を流す時にちょうど良いですよ!
設置のラクさで選ぶ
設置のラクさも重要なポイントです。
サウンドバーの場合、設置の簡単さで購入をする方も多いです。
基本的にはサウンドバーとテレビをHDMIだけで接続OKのパターンが多いです。
また初期設定も必要ないことも多いので接続して立ち上げればOK。
でもサブウーハーが別にある場合はサブウーハーとの接続が必要です。
前述していますが、サブウーハーがワイヤレスのものであれば電源を接続するだけですし、ペアリングも終わっているのでラクです。
しかも低音は指向性を気にする必要はあまりないので、サブウーハーはどこにおいてもOK。
サブウーハーの有無で映画などへの没入感が変わるので設置がラクなワイヤレスタイプのサブウーハーが付属したモデルがオススメですよ。
ワイヤレス接続できるサブウーハーがついたサウンドバーはこちら。
価格で選ぶ
やっぱり最後は価格ですね。
サウンドバーは1万円代〜10万円代と幅広いです。
とはいえ価格だけで選ぶのナンセンス。
機能やスペックを見て、自分にあった製品を選ぶのが大事です。
ですが、最近の製品はどれも高性能で価格も安いです。
特に価格と性能のバランスが良いのはヤマハのYAS-209とソニーのHT-Z9Fですね。
また型落ち品を狙うのも手です
個人的にはYAS-209の前モデルのYAS-207がバランスがよくオススメです
生産終了商品なのでお早めにどうぞ!
ヤマハのサウンドバーYAS-207購入レビュー!YAS-209とも比較!
まとめ:後悔しないサウンドバーを選ぶ時は7つのポイントをおさえよう!【7.1ch対応がおすすめ】
サウンドバーの失敗しない選び方を解説してきました。
7つのポイントで解説してきましたが『自分にあったサウンドバーを選ぶこと』が何よりも大切です。
自分にとって最高の1本を選びましょう!
個人的にはバーチャルサラウンドに対応し、価格も手頃なYAS-109やYAS-209、もしくは拡張性のあるハイスペック機HT-Z9Fがオススメです