どうも!wifiという言葉に敏感に対応してしまう@motoyuki_321です。
先日ツイッターにてこんなコメントを頂きました。
@motoyuki_321
ブログ拝見しました😆自分はブログど初心者でITの知識を付けていかなアカンなぁーと思ってた所なんでめちゃくちゃ参考になりました!✨
— 世界のナオヤ@素人サッカーブロガー⚽ (@naoyaoya_world) 2019年4月11日
いやー嬉しいですねー。
勝手にツイート埋め込んだけど笑
自分の書いた記事が人の役に立ったということが嬉しいし、反応してもらえたことが本当に嬉しい。
ということで単純な私は気分を良くして(笑)よくお客さんなどに言われる『wifiには繋がるけどインターネットに繋がらない』について解説して行きます!
アウトプットをすることで自分の復習にもしていきたいと思います。
※この記事はIT(ネットワーク)初心者向けです。
ということでIT初心者にもわかりやすく解説します。
そのため長くなるのはご了承ください笑
これで明日からもIT技術者になれる!
802.11ax改め、wifi6にて8K動画もストリーミング可能な時代に!

実際パソコンの困りごとで一番多いのがこの『インターネットに繋がらない』ということ。
しかも最近ではありとあらゆるものがインターネットに繋がるIoT(Internet of Things)の進化によりテレビを始めとしてあらゆる家電もインターネットに繋がる時代になった。
そんなインターネット時代において重要な要素が無線LAN通信の一つでもあるWifi。
このWifiにも規格があるのだが最新の規格でもある802.11axこと通称wifi6が策定された。
これによりついに無線通信でも8K動画のストリーミング再生に対応する通信速度を手に入れました。
一昔前からは想像もできないほどの通信速度の向上により、最近のインターネット接続端末は大半がこの『wifi』対応になっている。
私の尊敬する孫正義さんはITの分野においてCPU、メモリ容量、通信速度は過去数年〜数十年で100万倍になったという。
ムーアの法則でこれ以上の進化は望めないという意見もある一方、孫正義氏は
- 『ムーアの法則で進化が止まるといっている学者の頭の進化が止まっている。』
- 『これからもCPU、メモリ容量、通信速度においても現状の100万倍になる』
と言っています。
個人的には孫正義氏の意見には同感です。
たしかに802.11acことwifi5でも十分に速いし、wifi6においては現状必要ではないほど速い。
それでも未来はますます進化するだろうし、新しいサービスも当たり前のように生まれるでしょう。
それに伴いCPUなどのIT機器も、通信速度も100万倍になっていくはずです。
前振りが長くなりましたが、そんな社会においてインターネットが繋がらないというのは致命的です。
しかし良く言われる『wifiには繋がるけどインターネットに繋がらない』は当たり前なのだ。
その理由は詳細に記していきたいと思います。
『wifiには繋がるけどインターネットに繋がらない』は当たり前!その理由は?

まず大前提としてwifiとは何か答えることが出来ますか?
多くの人はわからないと思う。
少し詳しい人だと『無線LAN』といいますよね?
じゃあ無線LANってなに?
ここを理解しないと次に進めないので説明していきます。
まずwifiとは『無線LANの規格の一種』です。
俗にいう『無線LAN』にはwifi以外にも存在します。
代表的なものだとBluetoothなどですね。
そもそもLANとは(L:ローカル A:エリア N:ネットワーク)の略称です。
『ローカルエリアネットワーク』とは限られた範囲の中でパソコンなどの通信機器や情報機器をつなげた相互にデータ通信できるネットワークを指します。
ここでいうローカルとは『内部ネットワーク』のことを指します。
一般的にインターネットのことは『外部ネットワーク』といいます。
この記事では私もインターネットに接続できていることは『外部に抜ける』と表現します。
ということは『無線LAN』とは無線(線がない)状態でローカルエリアネットワーク(限られた中で情報機器をつなげて相互にデータ通信できる)を構築した状態を指します。
つまり無線LANに繋がるというのはローカル環境(内部)に繋がっていますよ、内部の機器同士が繋がっていますよ、ということに過ぎないのでインターネットに繋がる(外部に抜ける)ということとはイコールではないのだ。
ではなぜ『wifiには繋がるけどインターネットに繋がらない』は当たり前なのか。
そのためにはパソコンのデータ通信の仕組みを理解する必要が出てきます。
インターネットに接続する仕組みとは?

まずはデジタルとは0と1の数字の組み合わせであることは皆さんご存知のことでしょう。
映画『マトリックス』でも見る『1と0の行き交うあのシーン』のことですね。

というわけでデータのやり取りを行うときには数字でのやり取りとなります。
では内部のデータと外部のデータをどのように送り合うのか。
これを理解するためには『IPアドレス』を理解しておく必要があります。
ネットワーク通信の基本!IPアドレスとは何か?
IPアドレスについては解説していくと長くなるので別の記事で解説しています。
よろしければこちらをご覧ください。
【ネットワーク初心者向け】IPアドレスとは何?覚えておくと役に立つネットワークの知識!
別の記事でもまとめているのでここでは簡単に答えますが、IPアドレスとはパソコンの住所のことです。
この住所に対して郵便物を送るような感じでインターネットの通信は成立しています。
ルーターとは外部の通信をやりとりする機械です。
またパソコンに個別に住所(ローカルIP)を割り当てする機械でもあります。
この『外部の通信』で『グローバルIPアドレス』と呼ばれる住所を活用します。
(内部通信でもローカルIPは使いますが)
だから外部と通信ができているかどうか(インターネットができているかどうか)とWifiにつながっているか(ルーターに接続できているかどうか)は全く別物なんです。
では『インターネットに繋がらないけど無線LANには繋がっている』こんな時の問題解決方法とは一体何か見ていきましょう。
【結論】インターネットに繋がらないけど
無線LANには繋がっている時の問題解決方法とは?

まず大前提は『Wifiには繋がっているのかどうか』です。
タイトルにも書きましたが『インターネットに繋がらないけど無線LANには繋がっている』のであればインターネットに接続するまでのどこかでおかしい。
ルーター → 無線LANルーターの順番に機器が繋いであるのであれば無線LANルーターを介さずにルーターのみに機器を接続してインターネットが通信できるかどうか。
もしこれで通信できるのであれば十中八九で無線LANルーターの故障だと思います。
ですので切り分けのポイントはこちら
- Wifiには繋がっているか?(扇のマークが出てるか)
- Wifiルーターの電源ON OFF
- ルーターに直接繋いでインターネットに通信できるか
- ルーターの電源ON OFF
こんなもんですかね?
ちなみに順番に進めて3の『ルーターに直接繋いでインターネットに繋げた』場合は無線LANルーターの故障が可能性が高いと考えられますね。
まとめ

この記事の中でIPアドレスについては少しふれました。
しかしネットワークを理解するときには、サブネットマスク、ゲートウェイ、DNSあたりは抑えておく必要があります。
しかしこれを説明し始めると10000文字は超えそうなので一旦ここまでで終わりにします。
下記に個別に説明した記事のリンクを貼っておきましたので興味のある方はどうぞ。
結論として『無線LANにつながる』というのはあくまで『ローカルの環境に線無しでつながっているよ』という状態に過ぎない。
仮に住居でいうとルーターである大家が孤独死していたなどの場合、外との通信ができない。
つまり『インターネットにつながらない』可能性もあるのだ。
つまり『無線LANが繋がる』と『インターネットに繋がる』はイコールではない。
だから『wifiには繋がるけどインターネットに繋がらない』は当たり前なのだ!
過去記事にて他に覚えておくべきネットワークの知識をまとめました。
よかったらご覧ください
あと個人的に勉強になった本を貼っておきます。
ネットワーク初心者にも読みやすくて、見開き1ページで図解入りで技術論をまとめてくれているので初心者にはめちゃくちゃわかりやすくておすすめですよ。