どうも!映画大好きもとゆき(@motoyuki_321)です
映画『パラサイト/半地下の家族』を見てきたので評価や感想なんかをまとめていきます
実は『パラサイト/半地下の家族』もみたのはだいぶ前なんですが、まとめ忘れてました笑
『パラサイト/半地下の家族』の評価
『パラサイト/半地下の家族』は2019年に公開された作品で、公開当時から多くの批評家から絶賛され、カンヌ国際映画祭でパルムドール賞を受賞を皮切りに世界各国の映画祭で大絶賛
- 『最後まで一瞬も心を離さない』:The Hollywood Reporter
- 『恐ろしいほどに素晴らしい』:Associated Press
そして第92回アカデミー賞では作品賞を受賞しました
米国のアカデミー賞で韓国作品が受賞するのは初めてで、しかも英語作品以外での受賞も初めてです
しかも批評家だけではなく、各国の観客からも高評価を得ているよ!
サスペンスでありながらコメディで、社会風刺まで含んだ内容の圧倒的なエンターテイメント性は日本でも大ヒット中です!
第92回 #アカデミー賞 作品賞を制したのは
「パラサイト 半地下の家族」!!!!!!!!!!!!!外国語映画として史上初の快挙!!!!!!!!#Oscars pic.twitter.com/SrML2vRg3H
— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) February 10, 2020
「パラサイト 半地下の家族」を観てきました!
とにかく凄かった❗️家族みんなである一家の家庭教師やら運転手になるけど、その手口が巧妙でカッコよかった❗️それにお父さんの人柄が結構よくてソン・ガンホさんを好きになりました😆
ハラハラドキドキする展開で最後まで楽しめて満足できる映画だった‼️ pic.twitter.com/m4yAtu707a— noda.hirosi (@hirosi_noda) February 8, 2020
『#パラサイト』
韓国のミステリー映画。
鑑賞中は1つ1つの行動からこの後何が起こるのって思ったし、とにかく面白い部分とシリアスな部分がかけ合わさってて最高。
半地下で暮らす家族はどうなるのか、予想外の結末に…〜注目ポイント〜
ストーリーと演技の中の演技力。
チェ・ウシクがイイ pic.twitter.com/pX6ocL8wOw— 映画垢 (@zJQ96Plj13H6s9y) February 7, 2020
第92回アカデミー賞<美術賞>候補
「パラサイト 半地下の家族」
舞台となる豪邸や半地下、さらに町ごとすべてがセットで生み出された本作。リアリティを追求するため、半地下の住宅街には「ハエや蚊も実際に飛ばした」そうで、映像では映らない匂いや雰囲気作りにも、強いこだわりが垣間見えます。 pic.twitter.com/Bte9kooMeR
— 内田 涼_第92回アカデミー賞の結果は? (@uchidaryo_eiga) February 7, 2020
話題作「パラサイト半地下の家族」を観てきました❗️内容は貧乏家族の長男が金持ち一家の家庭教師となったのを機に策略で次々と金持ち一家の身の回りの世話役たちを追い出し家主の妻を騙しては自分たち家族が高給の仕事を横取りして寄生していくというもの。 pic.twitter.com/0AsY3kxasu
— ブライアン (@blanket0012) February 9, 2020
露骨な上下の比較に、見やすいテンポの良さに、つい見惚れちゃうほどの映像の美しさに、本当に息を飲むストーリー展開に。
何をとってもいろんな意味で感動する映画でした。#パラサイト#半地下 pic.twitter.com/GuwKX4BToT— taka (@taka03223315) February 3, 2020
なぜこんなにも人気があるのか?
なぜここまで評価されているのか?
理由や感想をまとめていきます
『パラサイト/半地下の家族』の感想
私かなり映画好きなので多い時には1年で80本くらい映画みたんですよ
でも韓国映画は、、、と勝手に嫌厭してほとんど手をつけてなかったんですよね
そんな私でも『これは絶対面白い!』と確信して見にいったのが『パラサイト/半地下の家族』
いやー、すごかった
『パラサイト/半地下の家族』はジャンル分けできないくらい多彩で色々な顔を持った作品なんですよね
コメディだったり、サスペンスだったり、ホラーだったり、、、マジでニュータイプの『エンターテイメント作品』でした
格差社会をエンターテイメントに仕立てた
ぶっちゃけあらすじをみると『韓国の格差社会を描いた社会風刺映画』なのかな?と思うが、ところがどっこい格差社会をユーモラスに描いたのが『パラサイト/半地下の家族』
『半地下の家族』とは上手いタイトルです
『パラサイト/半地下の家族』では韓国の社会問題でもある高い失業率を体現したかのような家族全員が無職という『半地下』に住むキム家の物語
物語の序盤〜中盤ではIT企業のCEOでもある富裕層のパク家に寄生していく様を描いている
長男が家庭教師という形で出入りし始めたのをきっかけにまんまと家族全員がパク家に寄生開始
そして全編通して韓国独特の社会風刺がドギツいのにこの富裕層と貧困層の対比をコミカルに描いているおかげでまるでコメディ作品として楽しめるのが本作の面白いところ
ただ中盤からはジェットコースターのように様子は変わっていくことになるのだが、、
『半地下』というわかりやすいビジュアル
この映画で富裕層と貧困層をわかりやすく対比しているのが『半地下』という住宅
韓国では北への脅威から家屋に地下防空壕の設置を推奨したことから、居住可能な半地下が増え、過酷な生活環境であることから貧困層の住居となった歴史がある
(水圧の関係でなんだけど)トイレが一番高い位置にあったり、WiFiを契約できずに無料WiFiを求めて家中をウロウロするなど一般的な日本家屋にすむ我々には考えられないような生活をしている
窓からはゴミや酔っ払いしか見えない半地下に住むキム家と対照的に、高台に立つ一軒家で窓から見えるのは美しく広い庭
庭に出て上を見上げれば遮るものは何もない青空
世俗とは全く異なる風景が広がり、下々の人々の生活など目にも映らない
このビジュアル的にも圧倒的な対比が『半地下の人々』と富裕層の人の超えられない壁を描いている
ちなみに半地下での生活シーンには名場面が多いです
前半のコミカルを全て伏線に変える恐怖の後編
中盤から後半にかけての展開はまさにホラー
サスペンス・スリラーというよりもホラーに近いです
ネタバレになるので多くは書きませんが、前半の雰囲気からは大きく一転します
『パラサイト/半地下の家族』では多くのことがキーワードになっています
- 半地下
- 家族
- 就職難
- 格差
- 臭い
コメディ要素だったはずのちりばめられたキーワードを全て発散しながら終極に向かっていく姿はまさに狂気
劇中にどしゃ降りになり、大雨が勢いよく階段を下っていくシーンがあるのですが、あれがまさに『上流』と『下流』の関係を表しているんだなと実感
上流の汚れは雨でキレイに流し、下流に溜まる
格差社会の敗者となった人たちが『半地下』でかかえている泥のような鬱憤がまさに激流のごとく暴れて最後のシーンにつながる
『パラサイト/半地下の家族』のあらすじ・キャスト・スタッフ
全員失業中で、その日暮らしの生活を送る貧しいキム一家。
長男ギウは、ひょんなことからIT企業のCEOである超裕福なパク氏の家へ、家庭教師の面接を受けに行くことになる。
そして、兄に続き、妹のギジョンも豪邸に足を踏み入れるが…この相反する2つの家族の出会いは、誰も観たことのない想像を超える悲喜劇へと猛烈に加速していく――。
公式サイトより引用
ブラックユーモアの効いたコメディ作品としてもサスペンス・ホラー作品としても楽しめる唯一無二の『エンターテイメント作品』ですよ!
キャスト
- キム・ギテク:ソン・ガンホ
- パク・ドンイク:イ・ソンギュン
- パク・ヨンギュ:チョ・ヨジョン
- キム・ギウ:チェ・ウシク
- キム・ギジョン:パク・ソダム
- ムングァン:イ・ジョンウン
- キム・チュンスク:チャン・ヘジン
- パク・ダへ:チョン・ジソ
- パク・ダソン:チョン・ヒョンジュン
- ミニョク:パク・ソジュン
スタッフ
- 監督:ポン・ジュノ
- 脚本:ポン・ジュノ:ハン・ジヌォン
- 音楽:チョン・ジェイル
『パラサイト/半地下の家族』の感想・評価まとめ
世界的にも大絶賛された『パラサイト/半地下の家族』ですがめちゃくちゃ楽しめました!
韓国映画はこんなにもレベルが高いのか、、、と感動しきり
コメディ映画としても面白く、サスペンス・ホラー映画としても楽しめ、社会性も抜群
しかも映像もキレイで映像演出もスタイリッシュに徹底して『上下』を感じさせます
でもこの映画の中にも完全な悪人はいなくて、社会のどこかで必ず起きている『すれ違い』の中で溜まる闇をみた感じ
『半地下』とは『完全な地下』ではないけど、どちらに転ぶ可能性もある恐怖を感じました
社会風刺としては恐ろしくディープな内容ではあるけどブラックユーモア満載で思わず笑えるシーンもたくさんあるので気軽な気持ちで見てもらえればと思います!
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