どうも!もとゆき(@motoyuki_321)です!
今回はたまたま書店で目についた『読みたいことを、書けばいい。』を読破したので書評をまとめていきます
ですが、やはり自分のアウトプットも兼ねてまとめていこうかなと
久しぶりに本を読んでて声出して笑いました
しかも結構な頻度で
文章を書くことってまさにこのこと!と気づきになった本ですね
ブログやSNSはもちろん、『文章を書くこと』に悩んでいる人が読めば心が軽くなること間違いなしの名著です
ただしビジネス本ではないので、感じるものがあるかはその人次第ですね(必ずあるとは思うけど)
あなたはゴリラですか?
『あなたはゴリラですか?』
いきなり意味不明な一文でこの本はスタートします
ちなみにこの一文に『読みたいことを、書けばいい。』の全てのエッセンスが詰まっていると言っても過言ではありません
とまあ素晴らしさを語る前に著者紹介です
著者紹介
著者:田中 泰延
- 早稲田大学 大二文学部卒
- 1993年 株式会社 電通に入社
- 24年間コピーライター業務に携わったのち、2016年に退職
- その後『青年失業家』を自称し、フリーランスとして執筆活動開始
- 連載する映画評とコラムは累計330万PVの大ヒット
- 本書が初の著書
田中泰延さんのTwitterはこちら→@hironobutnk
注目すべきは『青年失業家(46歳)』
どこが青年だ!というツッコミもありそうだけど、世の中には『青年会議所』に代表されるように『青年経済人』『青年実業家』なる人がいるが、45歳くらいまではそのように呼ばれているのでまぁセーフ
本人も『サイバーエージェントの藤田さんが43歳で青年実業家だから3歳は誤差』と言ってた
とはいえ『実業家の青年』と『失業家の青年』は年齢が与えるパンチ力は違うと思うんだけどね、、、
ちょっと納得いかない、、、
目次
『読みたいことを、書けばいい。』の目次がこちら
- なんのために書いたか
- なにを書くのか
- だれに書くのか
- どう書くのか
- なぜ書くのか
さすがコピーライター
目次がきれい!
でも内容はかなり自由に書き連ねてあるのでぶっちゃけ書く項のタイトルはほとんど感じさせない内容でしたね
とはいえめちゃくちゃ面白い!
本書は、世間によくある「文章のテクニック本」ではない。
冒頭に上記のように書いてあるとおり、『読みたいことを、書けばいい。』はテクニック本ではありません
でも続きはこのようにまとめてあります
わたしは、まがりなりにも文章を書いて、お金をもらい、生活している。
だが、そこに「テクニック」は必要ないのだ。
『書くことにテクニックは必要ない』とズバっと言ってくれるのが気持ち良い
そしてこの本を感読するころには『見られる文章を書こう』と肩をはっていた自分は『急がば回れだったな』と思わずにはいられなかったですね
自分が読みたいことを書くべし
『読みたいことを、書けばいい。』の中で一貫して述べられていることは『自分が読みたいことを書くべき』ということ
よく文章術の本を読んでいると『ペルソナは〜』『3年前の自分を〜』『有益な〜』と耳障りのよい言葉が並んでいます
ですがこの本の出だしは『あなたはゴリラですか?』ですからね
3年前、自分がゴリラだったなら『あぁなるほど』と自分を救う有益な文章かもという期待もします
ですが、ほとんどの人にとってはちんぷんかんぷん
ただ面白い
そう!『面白い』というのがキーワード!
自分が読みたいことを書けば、自分が楽しい
いやーとんでもないこと言うな、と
でも真実なんですよね
ブログでも文章を書いているとどうしても『読者』や『Googleの評価』が気になってしまい、自分らしさからはずれて、ついSEOを意識しがち
結果として出来上がる文章は自分にとっても書いていて楽しくないし、そんな熱量で書いた分は相手も読者も楽しんでもらえない
楽しんでもらえないから見られないし、見られないから『Googleの評価』も落ちる
結果書くモチベーションが落ちて、書くこと自体辞めてします
しかし著者の田中さんは『自分が読みたいもの』『世の中にないもの』を書くことを勧めています
読みたいことを書くから情熱もわくし、量も多くなる
そして何よりも読んでいて『楽しい』文章が出来上がる
本書ではそんな『読んでいて楽しい文章』を『自分の読みたいこと』に素直に従ってまとめた本なのかなと
実際に娯楽として読んでもかなり面白く、学ぶことは何もない(失礼)のに読み終わる頃には自分の中に新しい変化が生まれる
そんな本です
【読みたいことを、書けばいい。田中 泰延】書評:
『書くこと』に悩んでいる人に読んでほしい本
『読みたいことを、書けばいい。』の書評をまとめてきました
『人に読まれる文章100の法則』みたいな『100個も覚えらんねーよ!』って本とは違い、純粋に著者が読みたいこと、書きたいことを書き綴った本です
だからこそ面白いし、変に身構えて読む必要もないので気楽な気持ちで読めるところがこの本の良さかなと
『書くこと』に悩んでいる人にぜひ読んで欲しい
きっと『自分は何のために書きはじめたのか』を再認識できるきっかけになるはず
そしてたくさん笑い、心が軽くなる
そんな本でした
ということで『読みたいことを、書けばいい。』の書評は終わりです
どうも、もとゆき(@motoyuki_321)でした