どうも!@motoyuki_321です。
初めての退職後は何をしていいのかわかりませんよね
私も右も左もわからず必死にネットで調べましたが、小難しいことが多くて理解しにくい。。。
- 退職後にどんな手続きが必要なの?
- 退職後はどこにいけば良いの?
- 健康保険は国保以外にもある?
- 年金の支払いを止められるって本当?
- 失業保険・再就職手当をもらう条件は?
- 開業しても再就職手当はもらえるの?
こんな疑問にお答えします!
この記事では自分で年金事務所やハローワークで細かく聞いてきたことをまとめたので、かなり信頼性が高いです。
手続きは3つですが、手続きが遅れると損をすることもあるので、早めに手続き済ませましょう!
会社を退職後に必要な手続きは3つある
会社を退職後に必要な手続きは3つあります。
それがこちら。
- 健康保険の切り替え【任意継続or国民健康保険】
- 年金の切り替え【支払いを止めることも出来る】
- ハローワークで求職申込みと受給申請申込み【失業保険&再就職手当】
以上3つの手続きが必要になります。
サラリーマンとして再就職・個人事業主として開業するなら健康保険は任意継続がオススメです。
またしばらく収入の目処が立たないときは年金の支払いを止めることも可能です。
再就職手当は個人事業主でも支給してもらうこともできるのでしっかり手続き必要です。
それでは注意点なども踏まえてみていきましょう。
健康保険の切り替え【任意継続or国民健康保険】
まずは健康保険の切り替えです。
サラリーマンの場合は健康保険協会の会員となっています。
ですが、退職した翌日からはこの会員資格を失います。
そのため保険証は職場もしくは健康保険協会に返却する必要があります。
もちろん自分の扶養になっている奥さんや子供などの家族全員分です。
保険証が無くなりますから病院などでは全額負担になります。
医療費は現役世代の場合3割負担なので、今までだったら風邪をひいて病院で2000円の請求が来ていたとしたら今度からは6000円超え
10000円の支払いだったなら30000円以上の支払いになります。
これではおちおち病院にも行けませんよね。
そこで重要なのが健康保険の再加入です。
失業中の場合は2つの選択肢があります。
それがこちら
- 今までの健康保険の任意継続
- 国民健康保険に加入する
順番に見ていきます。
今までの健康保険の任意継続
全国健康保険協会には『任意継続』という仕組みがあります。
これは今までと同額の健康保険料を収めれば、会社を辞めたあとでも最大2年間保険を継続できますよ、という仕組みです。
勘違いしないようにしてもらいたいのは『同額の健康保険料』というのは今まで自分の払っていた健康保険料の2倍の金額のことなので要注意。
サラリーマンとして働いていると会社があなたの健康保険料の半分を支払ってくれます。
ですが失業期間中はもちろん会社は払ってくれないので、今まで自分が払っていたののちょうど2倍の金額になります。
国民健康保険に加入する
もう1つの方法が『国民健康保険』に加入する方法です。
国民健康保険は前年度の所得に応じて保険料が決定します。
計算方法はあるのですが、ぶっちゃけかなりややこしいので聞いた方が早いです。
国保の窓口が市役所などにある場合は市役所で聞くのもOK。
国民健康保険センターに聞きにいくのもOKです。
任意継続と国民健康保険、どっちがお得?
ではどちらを選ぶべきかというと年収や環境、年齢などによって変わりますが、ほとんどの場合は任意継続して1年後くらいに国民年金に切り替えした方がお得です。
これは失業期間中であっても開業する場合も同じです。
ただし開業一年後にはめちゃくちゃ儲かってる自信があるよ!という人は最初から国民健康保険の方がお得です。
とはいえ所得や環境によって異なるので、早いのはそれぞれ聞くのが一番です。
どちらも自分の場合の保健額を計算して教えてくれるので、単純に支払い金額から選ぶことができます。
私の場合は任意継続の方が月額5000円以上安かったので迷わず任意継続にしましたね。
任意継続する場合の注意点
任意継続する場合は支払いを忘れないために自動引き落としがオススメです。
というのは任意継続の場合、不払いなどをすると協会員としての権利が失効する可能性があります。
権利が失効すると再加入はできませんから、確実に支払いできるように通帳からの引き落としにしておいた方が良いですよ。
ちなみに『全国健康保険協会』の場合は初めての不払いであれば改めて振込用紙が届きます。
しかしこの振込すらも忘れていた場合は本来なら権利失効となりますが、事後申請で一度だけ過去の分を振り込めば権利が継続するというボーナスチャンスが存在します。
例えば『振替していたつもりが振替になっておらず、振込用紙に気づかなかった』
こんな場合ですね。
わたしも実は振替になっているもんだとばかり思っていたら、振替になっておらず、しかも催促で届いた振込用紙すら見忘れていたというとんでもないミスをしたので、ボーナスチャンスに助けられました笑
支払い方法は自動引き落としにすることを忘れずに!
年金の切り替え【支払いを止めることも出来る】
次は年金の切り替えです。
年金も会社員(サラリーマン)だと厚生年金の支払いになっているかと思います。
失業状態・個人事業主の場合は『国民年金』を支払う必要があります。
ちなみに年金制度に詳しく無い人に簡単に説明するとサラリーマン時代に払っている年金は『厚生年金+国民年金(基礎年金)』です。
失業状態・個人事業主の場合は厚生年金に加入ができないので『国民年金(基礎年金)』のみとなります。
サラリーマン時代は給料から引き落としされているのでよくわからないけど国民年金は払っていたわけですね。
失業状態・個人事業主の場合は国民年金に自分で加入しにいく必要があります。
最寄りの年金事務所か年金事務所の出先機関(私の場合は市役所でOKでした)で手続き出来ます。
とはいえ失業状態・個人事業主で開業直後に年金の支払いはキツイ・・・
そんな方に朗報です!
なんと年金の支払いは止めることが可能です!
ただし条件があり世帯収入が一定額を下回り、かつ『自分から聞いた場合のみ』教えてくれて手続きできます。
この『自分から聞いた場合のみ』というのがクセもので、この制度自体HPにも載っておらず、職員から案内もされません。
あくまで『自分から聞いた場合のみ』手続きに進めるわけですね。
なんかセコいやり方ですね笑
ちなみに世帯収入の一定額がいくらかというと失業状態・個人事業主で開業直後で収入がない、配偶者がパートくらいの家庭であれば対象です。
詳しくは年金事務所で『自分から』聞いてみましょう!
ちなみに収入が増えてきたときは自分から支払いする旨を連絡する必要があります。
基本的には1年ごとの手続きになるのですが、脱税でもしてない限りは税務署から所得情報は開示されるので、自分から言わなくてもどっちみちバレます。
しっかり収益が出始めたら納めるものは納めましょう!
ハローワークで求職申し込みと受給申請申し込み
最後がこちら。
前職で雇用保険に加入していた場合は(ほとんどの場合は加入済み)給付を受けることができます。
- 失業中:失業保険
- 就職時:再就職手当
前職の収入に応じて支給されるのでそこそこの金額になるかと思います。
もちろん受給せずに就職すれば、今までかけていた雇用保険の期間は引き継がれます。
とはいえ会社を辞めた後に仕事探しをするにしても、就職するにしても、仕事を探してても就職できない場合にせよ、失業保険・再就職手当を受ける場合にはハローワークに受給申請申し込みをしておく必要があります。
ということで退職後はハローワークに受給申請申し込みをしにいきましょう!
退職後に前職の会社から届く『離職票』をハローワークに持っていけば手続き可能です。
ちなみに離職票は会社によって発行までの時間が変わりますが、目安は1週間〜2週間くらいが一般的とのこと。
私は1週間で届いたのですぐにハローワークに持って行きました。
個人事業主として開業しても再就職手当を受けることができる
再就職手当の支給条件は『一定の条件を満たして再就職した場合』ですが、個人事業主の場合はどうなると思いますか?
正解は個人事業主として開業しても再就職手当を受けることが出来ます。
というのは『自分で開業した会社に就職した』という扱いになるから。
開業時の軍資金に少しでも回せれば嬉しいですよね。
ただし再就職手当を受けるには条件があります。
それがこちら
- 初めてハローワークに行った日から7日+1ヶ月経過していること
- 初めてハローワークに行った日から7日+1ヶ月経過に開業する意志を固めたこと
- 初めてハローワークに行った日から7日+1ヶ月経過までは再就職する予定だったこと
以上3点です。
1はサラリーマンとしても同じで再就職手当をもらうときのルールです。
再就職手当を受給する場合、初めてハローワークに行った日から7日後〜1ヶ月間は『ハローワークの紹介した企業』に就職した場合しか再就職手当の受給対象になりません。
初めてハローワークに行った日から7日後+1ヶ月以降に関しては、自分で見つけてきた就職先でも再就職手当受給の対象になります。
つまり開業前は会社自体が存在しませんし、当然ハローワークからの紹介は受けられないので『初めてハローワークに行った日から7日後+1ヶ月』以内の開業だと給付の対象外になるということです。
そして2と3がクセモノ。
これは失業保険と再就職手当の支給の考え方に基づくモノです。
- 失業保険:失業期間中に生活を心配せずに早く就職してほしいから支給する
- 再就職手当:早めに就職してほしいから支給する
つまり失業保険も再就職手当も支給する理由は『早く就職して経済活動を行い、経済を活発化してくれ!』ということが根底にあるわけです。
ですから『最初から開業して働く意志のある人』は『支援する必要ないじゃん』となるわけです。
いうならば『就職しようと思ったけど就職先が無い(就職したいところが無い)から開業して経済活動に参加しますよ』的な感じだと『よし!頑張れよ!』と再就職手当が出るイメージですね。
ということで2と3に関しては感情論なのですが、重要なポイント。
うっかり初回の訪問時に『開業予定です』なんて言おうものなら『早く開業しなさい』で終了。
再就職手当の対象にはなりませんからお気をつけください。
ちなみに感情論だけではなくて、実際に『仕入先と契約していた』『すでにお客さんに商品を販売していた』みたいな『ゴリゴリに働く気満々やん!』みたいな状況だと受給対象外になるのでお気をつけあれ。
まとめ:会社を退職後には3つの手続きを早めに終わらせましょう!
以上で会社を退職後の3つの手続きについてのまとめは終了です。
初めての退職後は何をしていいのかわかりませんでした。
私もマジで右も左もわからない感じで必死にネットで調べましたが、最終的には各所に行って聞くのが一番です。
この記事では自分で年金事務所やハローワークで細かく聞いてきたことをまとめたので、かなり信憑性の高い情報です。
手続きが遅れると損をすることもあるので、早めに手続き済ませてしまいましょうね!
ちなみに私のように開業するなら準備すべきものは色々あります。
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