どうも!DNSは『1.1.1.1』派の@motoyuki_321です。
今回はPCネットワーク初心者向けにDNSについて解説していきたいと思います。
この記事はこんな人に向けて書いています。
- DNSって何?
- ネットワークって何?
- パソコン?IT?そんな横文字わかんないよ!
DNSとは簡単に言うと『電話帳』のことです。
スマートフォンで電話するときに番号入力する人って少なくないですか?
最近はほとんど電話帳からかける相手を選びますよね?
パソコンも同じです。
膨大な数のWebサイトの住所を全て覚えることはできない。
だから『URL』と『電話帳』を使って通信を簡素化していくのです。
ネットワークやIT、パソコンを学ぶ上でDNSは基本な部分です。
一度目を通しておくと『インターネットにつながらない!』みたいなトラブルの時に役にたちます。
では下記にて詳しく解説していきます。
【ネットワーク初心者向け】DNSとは何かを解説していきます!
DNSとはわかりやすく言うと『電話帳』です。
世の中の全てのHPには全て『グローバルIP』があります。
HPを参照する時はURLではなくIPアドレスを参照して見にいきます。
IPアドレスについては詳しく知りたい人はこの記事をどうぞ
【ネットワーク初心者向け】IPアドレスとは何?覚えておくと役に立つネットワークの知識!
例えばもとログを見に来たい人はこのブログの名前が『もとログ』であることは知っているし、URLが『https://gudagudablog.com』であることも知っているかもしれない。
もし知らなかったとしても推測することもできるかもしれない。
でも『もとログのIPアドレスは知っていますか?』と聞くと誰も知らない。
書いている本人すら知らない。
電話帳ってどういう意味?グローバルIPって何?
グローバルIPとは4つの数字の羅列を組み合わせたものです。
グローバルIPはインターネットに接続する時に使用される『住所』のことです。
当然ですが『住所』が重複することはありません。
重複したら郵便屋が困りますもんね。
ですが、このIPアドレスを全て覚えることができるかというとどうでしょう?
このもとログのIPが『10.24.221.126(適当ですが)』だったとして、覚えることができますか?
最近では自宅の電話番号すら覚えていないという人も多いだけに難しいですよね。
仮に一つだけなら覚えれるかもしれませんが、全てのホームページのIPアドレスを覚えることなど不可能じゃないですか?
例えば昔は友達の家に電話するときなどに番号を覚えていて、家の固定電話から電話しませんでしたか?(最近の20代はこの経験ないかもだけど)
この時いくつかの人のは覚えれても、全ては覚えきれないから電話帳を見ていませんでしたか?
学校からの連絡網で電話するときも『電話帳』見ましたよね!
ですが最近だと携帯電話の『電話帳』に何万件でも登録できるので覚える必要も無くなりました。
WEBサービスも同じです。
一つのIPなら覚えれるかもしれないけど全てを一人で覚えるのは無理。
だから『電話帳』が必要になった。
URLとは何か?IPアドレスをわかりやすく『名前』にする仕組みです!
そこで出てきたのが『URL』です。
例えば10.24.221.126という数字の羅列は覚えれないかもしれないけどgudagudablog.comならわかりやすい。
だから『普段使うのはURLにして、誰でも簡単にアクセスできる仕組みを作ろうよ!』と。
ただURLという仕組みを作ったところで実際にHPにつなぎに行く時はグローバルIPで接続しに行くわけだから、『URLとグローバルIP』を紐づけないと意味がない。
この紐づける仕組みが『DNS』です。
DNSとは無尽蔵にあるURLとグローバルIPを紐づける電話帳のような役割です。
URLをグローバルIPに変換する。
変換することで内部の通信は内部に、外部の通信は外部にといった具合に通信を成立させていく。
つまりインターネットに繋がっている状態とHPが見れるというのは全く別の話。
簡単にいうと『インターネットに繋がるというのは、グローバルIPに接続できている状態』
HPが見れるというのは『インターネットに繋がっていて、DNSでURLとグローバルIPを紐づけれる状態』を指します。
だから『インターネットに繋がるけどHPが見られない』というのはありえる話なのです。
これは別の記事でも詳しく書いています。
『インターネットに繋がるけどHPが見られない』というのはありえます!理由を解説!
DNSを確認ってどうやるの?
DNSってどんなものでも使用できるの?
DNSの確認方法については別の記事でも解説していますのでそちらから引用します。
ちなみに調べる方法は簡単です。
コマンドプロンプトで『ipconfig /all』と入力すれば、そのパソコンに割り振られているDNSを確認することが出来ます。
コマンドプロンプトとはWindowsに搭載されているアプリケーションの一つで、コマンドと呼ばれる命令文でWindowsの操作や設定などを行うツールのことです。
コマンドプロンプトでは普段使うマウスは使わず、キーボードだけで操作していきます。
よくハッカーが使用している真っ黒の画面に白の文字だけが表示されているイメージですね。
実際の変更方法は外部サイトですがこちらのサイトがわかりやすいです。
ちなみにDNSは通常ルーターのIPアドレスになっていることが多いです。
バッファローのルーターなら192.168.11.1ですね。
これはルーターにDNSの機能を代行させていることになります。
ですから実際の通信にはルーターが別のDNSに変換しているのです。
ですので最初から別のDNSを持たせていても通信は可能です。
まぁ電話帳としての機能ですから、どの電話帳を使っても問題はないですよね。
オススメのDNSは?
個人的にオススメは『1.1.1.1』か『8.8.8.8』ですね!
この『1.1.1.1』というパブリックドメインは現状世界最速のDNSと言われています。
少しでも早くインターネット通信を楽しみたい方にはオススメです!
まとめ
いかがでしたか?
なかなかネットワークというと触れてきたことの無い人からすると馴染みのない部分ではないかと思います。
でも実際に体験して調べてみると意外と単純だということがわかるのではないかと思います。
今日お話ししたことも自宅のパソコンで試してみることもできるのでよかったら一度試してみてください!
DNSを変えるだけでも通信速度が向上することもあるので試す価値ありですよ!